講演情報
[15p-K304-6]離散的多波長光を用いたSD-OCTの測定範囲拡張
〇(B)佐藤 諒1、Zhang Kaining2、壁谷 泰宏3、鈴木 孝昌1、崔 森悦1 (1.新潟大工、2.オプトクエスト、3.パナソニックホールディングス(株))
キーワード:
光コヒーレンストモグラフィー、ファブリペロー共振器、光コム
SD-OCTの測定限界は分光器の分解能によって決まる。ファブリペロー共振器によって生成される離散的多波長光を用いたOCT信号は共振器長の逓倍に等しい光路差で繰り返されるため、深さ方向の測定範囲を拡長できる。SC光とファブリペロー共振器を用いた実験では通常のSD-OCTの測定限界である2.8mmよりも離れた、4.2mmに位置するに物体の信号を検出した。