講演情報

[15p-K307-5]TiOxを添加したPEDOT:PSSの熱電特性

〇森 英喜1、吉田 晴彦1 (1.兵庫県立大院工)

キーワード:

熱電材料、PEDOT:PSS、不定比酸化チタン

PEDOT:PSS (poly (3,4-ethylenedioxythiophene) poly (styrenesulfonate))は比較的熱電特性が高いp型フレキシブル熱電材料として注目されている。フレキシブル熱電モジュールを作製するためにはn型フレキシブル熱電材料の開発が急務であるが、その開発は遅れている。これまでに我々は、PVA(polyvinyl alcohol)を用いて還元したTiOxをPEDOT:PSSに添加し、n型フレキシブル熱電材料の作製について報告した。本報告では、TTIP (Titanium tetraisopropoxide)を加水分解してTiOxを作製し、そのTiOxを添加したPEDOT:PSSの熱電特性について報告する。