講演情報

[15p-K309-3]超広帯域可視-中赤外量子もつれ光源の発光スペクトルの平滑化

〇田嶌 俊之1、小田 哲秀1、向井 佑1、久光 守2、徳田 勝彦2、岡本 亮1、竹内 繁樹1 (1.京大工、2.島津製作所)

キーワード:

擬似位相整合素子

我々は最近、チャープ型擬似位相整合素子を用いた超広帯域可視-中赤外量子もつれ光源を開発し、2~5µm帯域での高分解能での量子赤外吸収分光に可視光検出器を用いて成功した。しかし、この量子もつれ光源の発光スペクトルには急峻な櫛状構造が存在し、温度変化などに伴い分光測定のノイズ要因となることが懸念される。本研究では、この櫛状構造の低減方法について検討した結果を報告する。