講演情報

[15p-K402-7]極性溶媒フリー室温合成法とA-site交換による狭帯域pure-red発光ペロブスカイト量子ドットの合成

〇(M2)吉田 謙伸1、小林 亮太2、浅倉 聡3、柏木 幹文4、千葉 貴之2,5、増原 陽人1,5 (1.山形大院理工、2.山形大学有機シス、3.伊勢化学、4.日本ゼオン、5.山形大院有機シスセ)

キーワード:

ペロブスカイト、量子ドット、赤色発光

赤色発光PeQDsの既存の合成手法である極性溶媒フリー室温合成法は、狭い半値幅を有するPeQDsを作製可能な一方で、精緻な発光波長の制御が困難な点で課題を有している。そこで本研究では、A-site交換により発光波長を制御することで、当該課題の解決を試みた。さらに、A-site交換前のPeQDsに、lecithinを配位させることで、結晶表面の過度な歪みを制御し、安定した波長制御に成功した。