講演情報

[15p-K403-14]単一がん細胞を識別する溶液ゲート電界効果トランジスタの設計・創製

〇(M1)赤尾 アメル1、竪道 想太2、坂田 利弥1 (1.東大院工、2.東大工)

キーワード:

電界効果トランジスタ、イオン型電界効果トランジスタ、バイオセンサ

がんの発症や転移に関わる循環腫瘍細胞(CTCs)は、他の正常細胞と比べると血中に存在する数が非常に少ない。そのためがん細胞だけを識別するのは困難とされるが、がんの早期診断を見据えるとCTCsを検出するセンサの需要は高まっている。そこで本研究では溶液ゲート電界効果トランジスタに着目し、がん細胞と特異的に反応するアプタマーをゲート電極表面に固定することで、CTCsを電気信号により検出することを目指す。