講演情報
[15p-K403-9]生体電気スキンパッチのための柔軟多孔質マイクロニードルアレイ
〇鳥取 聡一郎1、松浦 未来2、一瀬 彩栄1、Cho Haechang1、Galloway Tarryn3、森山 夏帆2、西澤 松彦1,2 (1.東北大工、2.東北大医工、3.ジョージア工科大生物工)
キーワード:
多孔質マイクロニードル、フレキシブルデバイス、スキンパッチ
従来は硬い基盤を用いるしかなかった多孔質マイクロニードルを柔軟な基盤上に作成する手法を開発した。このパッチは、曲面や不均一な皮膚表面にも適用可能で、皮膚の角質層を突破することで経皮抵抗を大幅に低減させることができる。さらに、酵素電池と組み合わせることで、安定した電力供給を実現し、経皮電流の生成が可能となった。この技術は、医療分野における経皮薬物送達や経皮通電治療を始めとした応用が期待される。