講演情報

[15p-K406-3]量子コンピュータを用いる量子モンテカルロ法の改良

〇吉田 悠一郎1、Luca Erhart1、室越 拓真1、中川 理夢2、森 千紘2、水上 渉1 (1.阪大QIQB、2.TOPPANデジタル)

キーワード:

量子コンピュータ、量子モンテカルロ法、量子化学

量子コンピュータを活用して多電子系の基底状態のエネルギーを求めることは、量子化学をはじめとする量子多体系の物理の中心課題の一つである。中でも、Hugginsらによって報告された量子古典ハイブリッド量子モンテカルロ(QC-QMC)法は、量子コンピュータを援用して実用的な精度での物質の電子状態計算を実現しており、近年注目を集めている。本発表では、従来のQC-QMC法よりもスケーラブルなアプローチについての発表を行う。