講演情報

[15p-K504-2]差周波発生を用いたテラヘルツ高次光渦の高効率発生

〇足立 瑞季1、酒井 悠連1、藤代 隼人1、宮本 克彦1,2 (1.千葉大学、2.千葉大学MCRC)

キーワード:

テラヘルツ

本講演では、ソフトアパーチャー差周波発生法を用いた高純度テラヘルツ光渦の発生技術について報告する。本手法では、励起光のトポロジカルチャージが軌道角運動量保存則を介してテラヘルツ光に転写される仕組みが特徴である。ソフトアパーチャー差周波発生法と位相板を用いた場合との強度分布の比較を行った。位相板ではℓの増加に伴いモード純度と変換効率が低下するのに対し、ソフトアパーチャー差周波発生法では動径高次モードを抑制し、効率が80%以上と推測される。