講演情報

[15p-K504-9]EOポリマーのシュタルク効果を利用した超高速電界検出法とレーザー核融合燃焼計測への応用

〇山田 俊樹1、梶 貴博1、上田 里永子1、大友 明1、有川 安信2、白神 宏之2、山田 龍也2 (1.情報通信研究機構、2.大阪大学レーザー研)

キーワード:

電気光学ポリマー、シュタルク効果、レーザー核融合燃焼

EOポリマーのシュタルク効果を利用した超高速電界検出の応用として、レーザー核融合燃焼の際に出る電子や中性子等の検出を試みた。EOポリマー試料の小片を光ファイバーの先端に取り付けて、核融合プラズマから近い位置に設置し、EOポリマーのシュタルク効果を利用して超高速電界変化を検出するために、チャープパルスを用いたシングルショット検出系を構築した。この検出系を用いて、レーザー核融合燃焼の際に出る電子に起因すると考えられる信号を検出した。EOポリマーのシュタルク効果をこの計測に利用する優位性についても言及する。