講演情報
[15p-K505-13]1.5 μm帯InP系フォトニック結晶レーザーの雑音特性評価
〇青木 健志1,2、伊藤 友樹1,2、藤井 康祐1、田中 礼1、小笠原 誠1,2、澤田 祐甫1,2、木村 峻1、吉永 弘幸1,2、藤原 直樹1,2、八木 英樹1、柳沢 昌輝1、吉田 昌宏2、井上 卓也2、メーナカ デゾイサ2、石崎 賢司2、野田 進2 (1.住友電工、2.京大工)
キーワード:
フォトニック結晶レーザー、半導体レーザー、InP
我々は、光通信およびLiDAR用光源として通信波長帯(1.3 μm, 1.5 μm)のInP系PCSELを検討しており、これまでに、高出力(>300mW)かつ安定的な単一モード動作を実証してきた。さらに、自由空間を含む光通信やFMCW-LiDARへの応用には、低光強度雑音(RIN)と狭スペクトル線幅が必要とされるが、PCSELはその大面積共振により、これらの特性も期待できる。そこで、今回、1.5 μm帯PCSELのCW駆動時におけるRINスペクトルを評価するとともに、周波数雑音スペクトルによりスペクトル線幅を評価したので、結果を報告する。