[15p-P05-1~62] 17 ナノカーボン・二次元材料（ポスター）

[15p-P05-11] 光誘起ナノスケール熱対流を利用した単一カーボンナノチューブの
赤外分光とカイラリティ分離

〇渡邉 魁¹、丸山 茂夫¹、大塚 慶吾¹ (1.東大工)

キーワード：

カーボンナノチューブ

次世代半導体チャネル材料の候補の一つであるカーボンナノチューブ(CNT)の精製手法として、光誘起ナノスケール熱対流を利用した金属CNTの選択的エッチングに着目した。この過程で光によるCNT加熱により薄膜表面上にトレンチが発生する。照射波長を連続的に変化させた際のトレンチ深さに基づき単一CNTの光吸収スペクトル、そして吸収ピークの差異を利用した基板上でのカイラリティ選択除去の可能性について議論する。