講演情報

[15p-P05-30]還元型酸化グラフェン薄膜の表面増強ラマン散乱効果

〇(M1)小野 凌雅1、神田 哲志1、島崎 直希1、徳永 泰河1、仁科 勇太3、根岸 良太1,2 (1.東洋大院理工、2.BNC、3.岡山大)

キーワード:

酸化グラフェン、表面増強ラマン散乱

表面増強ラマン散乱分光法(SERS)は、ラベルフリーで分子の同定を可能にするため、バイオセンサーへの応用が注目されている。一般的なSERS素子では、金属表面や金属ナノ構造体を用いて光照射に伴う局所表面プラズモン効果を利用した電場増強により、単一分子レベルのラマン散乱光を得ることが可能となる。本研究では、ウェアラブルなバイオセンサー応用に向けて、柔軟性に優れたグラフェン材料を用いたSERS素子への応用を検討したので、報告する。