講演情報
[16a-K203-1][第9回薄膜・表面物理分科会論文賞受賞記念講演] 固体電気二重層型イオンゲーティングリザバーによる神経様情報処理とカオスの縁学習
〇西岡 大貴1、並木 航1、髙栁 真1,2、井村 将隆1、小出 康夫1、樋口 透2、寺部 一弥1、土屋 敬志1 (1.NIMS、2.東理大)
キーワード:
物理リザバーコンピューティング、電気二重層トランジスタ、イオンゲーティング
AIによる急増する消費電力問題の解決に向けて、生体の神経システムにおける効率的な情報処理に着想を経た代替計算機の実現が期待されている。そこで我々は、材料へのイオンゲーティングによる物性変調を情報処理に利用する新しい計算機の枠組みであるイオンゲーティングリザバーを開発し、材料界面の非線形挙動に基づく擬似神経応答やカオスの縁といった脳機能の模擬、及びそれを利用する優れた情報処理性能を実証した。
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