講演情報
[16a-K204-2]光と音の相互作用に基づく計測技術
〇中村 健太郎1 (1.Science Tokyo)
キーワード:
音響光学効果、光音響効果、光ファイバーセンサー
音は媒質の密度の時間的・空間的変調であり,光学屈折率の変化を起こす。これにより光の屈折,回折,光路長変調が発生するので,超音波音場の測定・可視化に応用できる。一方,光照射は熱膨張をもたらすので,光パルスによって超音波が発生する。これは非破壊検査や医用画像へ利用される。これらの光と音の相互作用は,光と音がともに閉じ込められる光ファイバー中では顕著であり,分布型センサーに応用される。