講演情報

[16a-K207-7]電流駆動型単一グラフェン共振器の作製

〇米村 陸弥1、Pham Viet Khoa1、崔 容俊1、野田 俊彦1、澤田 和明1、秋田 一平2、高橋 一浩1 (1.豊橋技科大、2.産総研)

キーワード:

グラフェン、グラフェン共振器、粒子数測定

本研究室では、電流印加時に発生するジュール熱によって自立グラフェンを加振させることで吸着した分子の質量と粒子数の同時測定を実現し、ウイルスの特異的検出を報告した。しかし、ウイルスの吸着量が少ない場合夾雑物との識別が困難であるため、粒子数測定感度向上による識別能の向上が必須である。そこで本研究では粒子数測定感度向上を目指すため、チャネル面積を削減した単一グラフェン共振器を作製した。