講演情報

[16a-K209-1]インパルス駆動型メモリの高速読み出し化に向けた多入力OR回路

佐藤 太一1、李 峰1、田中 雅光1、〇藤巻 朗1 (1.名大工)

キーワード:

πジョセフソン接合、超伝導体、メモリ

インパルス駆動型メモリは、光速で伝搬するインパルス信号を用いることで、従来の充放電に伴う遅延を解消し、高速動作を実現する。本研究では、集積性を高めつつ高速読み出しを実現するため、複数のセンスゲートを直列接続した多入力OR回路を提案した。数値解析では、最大8bit入力が可能であり、最小繰り返し周期は30psであるため、インパルス駆動型メモリが30GHz以上で動作できることを示した。