講演情報
[16a-K303-4]プラズマ活性乳酸リンゲル液内NOラジカルの経時分析
〇(D)山川 太嗣1、井上 健一2、石川 健治2、堀 勝2、田中 宏昌2 (1.名大院工、2.名大)
キーワード:
プラズマ気液反応、大気圧プラズマ、プラズマがん治療
プラズマがん治療において、がん選択的殺傷効果を担うNOラジカルの挙動理解は生体反応メカニズムを理解する上で重要である。しかし、プラズマ由来のNOラジカルによるがんへの直接的な作用の可能性は、ラジカル種が短寿命なため不明瞭であった。本研究ではプラズマ活性乳酸リンゲル液(PAL)作製後のNOラジカル量の評価を行った。興味深いことに、PAL作製後から4500秒後までNOラジカルの存在が観察された。