講演情報
[16a-K306-2]ヒトとマウスのニューロンの違いとその生成AIへの実装
〇山口 隼也1、雑賀 里乃1、井野元 智恵1、梶原 博1、中村 直哉1、垣本 由布1、山本 義郎1、安武 正展2、上椙 真之2、竹内 晃久2、上杉 健太朗2、寺田 靖子2、鈴木 芳生3、Nikitin Viktor4、De Carlo Francesco4、山下 祐一5、糸川 昌成6、井手 聡一郎6、池田 和隆5,6、水谷 隆太1,7 (1.東海大、2.JASRI、3.高エ研、4.アルゴンヌ国立研、5.国立精神神経研、6.都医学研、7.理研)
キーワード:
生成AI、脳、ナノCT
ヒトとマウスのニューロンの三次元構造を解析したところ、マウスでは神経突起が細く蛇行し、ニューロン間の接続がヒトよりも制限されていた。そこで、この接続制限を生成AIに取り入れて、ネコ顔、ヒト顔、チーズ、トリの写真を生成させた。すると、ネコ顔とチーズではマウス模倣AIがより良好なスコアを示し、ヒト顔とトリでは通常AIが良好であった。これらはマウス模倣による影響と考えられる。