講演情報
[16a-K406-1]複合原子層物質MXeneをカソードに用いた生分解性一次電池の作製と評価
〇山田 駿介1、本田 崇1 (1.九工大)
キーワード:
トランシエントエレクトロニクス、イオン液体、複合原子層物質
本研究では、生分解性を持つ複合原子層物質MXeneをカソードに使用することで、水素発生反応を抑制し、出力電圧1.4 V、出力電力 0.92 mW cmA−2を持つ生分解性一次電池を実現した。この値は、従来の生分解性蓄電素子と比較して電圧は2倍以上、電力は150倍以上大きく、使用後に自発的に分解するTransient Electronicsの電源としての応用が期待できる。