講演情報

[16a-K506-5]透明フッ素樹脂素材CYTOPで作製した3次元マイクロ流体チップの大面積化

〇松本 颯太1,2、半澤 未来1,2、小幡 孝太郎1、宮地 悟代2、杉岡 幸次1 (1.理研 光量子、2.東京農工大)

キーワード:

CYTOP、2光子光造形、フェムト秒レーザー

透明フッ素樹脂CYTOPは水とほぼ等しい屈折率を有しており、屈折率整合による光学的優位性を活かした高解像度観察用バイオチップ材料として注目されている。CYTOPバイオチップのさらなる高機能化として、送液が可能な循環機能を付与することが考えられるが、そのためには流路長を十分確保した大面積CYTOPバイオチップの作製が必要となる。本研究では、CYTOPの貼り合わせ技術を併用することにより、大面積CYTOPバイオチップの作製方法を開発した。