講演情報

[16a-P05-12]共鳴トンネルダイオードテラヘルツ増幅器の動作帯域の数値解析

〇(B)鈴木 雄大1、猪瀬 裕太1、冨士田 誠之1 (1.阪大基礎工)

キーワード:

共鳴トンネルダイオード、テラヘルツ、増幅器

共鳴トンネルダイオード(Resonant Tunneling Diode: RTD)は基本波発振する電子デバイスとして最も高い発振周波数を記録しており,駆動電圧を変化させることで発振状態と非発振状態を切り替える直接変調による送信器への応用が行われてきた.前回,我々はRTD が300 GHz帯の増幅器として動作することを連続波を用いた等価回路シミュレーションによって示した.今回は振幅変調された300 GHz 帯テラヘルツ波の増幅特性に関する解析を行ったので報告する.