講演情報

[16a-P05-16]THz-TDSでの集光部透過測定による透過率の見かけ上の変化

〇森川 治1、三橋 稜平1、吉本 大成1、山本 晃司2、栗原 一嘉2、古屋 岳2、桒島 史欣3、北原 英明2、谷 正彦2 (1.海保大、2.福井大、3.福井工大)

キーワード:

テラヘルツ時間領域分光法、集光、屈折率

テラヘルツ時間領域分光システムで試料を電磁波集光部に挿入する場合について、前回はGaussianビーム光学の複素パラメタを用いた半解析的な計算法を2種、提案した。しかし、波面の曲率半径が考慮されていない、または計算ミスの含まれるものであった。今回はGaussian形状の放射パターンと検出パターンの内積に基づき、波面曲率半径を考慮した正しい計算法を提案し、振幅透過率等の測定結果との比較検討を行う。