講演情報

[16a-P07-15]光通信への応用のための通信波長帯におけるFDTD法を用いたメタレンズの設計

〇(D)岡本 将樹1、中川 鉄馬1、山田 泰文1、杉浦 健2、草島 子栄2、朝日 透1 (1.早大、2.(株) オプトラン)

キーワード:

メタサーフェス、メタレンズ

ネットワーク内でIT機器の処理すべきデータ量と消費電力の急激な増大により、大容量かつ低消費電力な情報通信技術の開発が求められている。装置からチップまで、あらゆる所にフォトニクス技術の導入を図る「オールフォトニック・ネットワーク」の構築が注目を集めている。現在、チップ間の光接続にはミラーやレンズ、偏光素子といったマクロな光学素子が使用されているが、体積や複雑な三次元的な構造のため、小型化には限界がある。我々は、1枚の平面的な基板であるメタサーフェス材料を用いてチップ間の光接続に用いられているマクロな光学素子を置き換え、パッケージの小型化を目指す。本ポスター発表では、既存のマクロなレンズをメタレンズで置き換える際に、パッケージを既存のマクロなレンズと同等の性能で小型化できるよう、有限差分時間領域法 (FDTD) による電磁場シミュレーションを実施し、報告する。

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