講演情報
[16a-P07-8]プラズモニックナノギャップに配置したカーボンドットの発光増強
〇増田 侑杜1、今枝 佳祐2、龍﨑 奏2、上野 貢生2 (1.北大院総化、2.北大院理)
キーワード:
プラズモン、カーボンドット、パーセル効果
カーボンドット (CD) の低い発光量子収率は、発光デバイス応用の課題である。本研究は、Auナノダイマーのナノギャップで生じる強い近接場を利用し、CDの輻射過程を制御した。ネガ型フォトレジストのSU-8の二光子重合反応を利用して、CDをナノギャップに選択的に配置した結果、最も高い近接場強度を示すナノギャップにおいて、CDの発光強度が最大化、発光寿命が最短化した。近接場強度がCDの輻射の変調に重要であることを示した。