講演情報
[16p-K101-4]レーザー誘起グラフェンの表面形態制御と揮発性有機ガスセンサ特性
〇(M1)桂 章皓1、岡西 音哉1、廣瀬 由紀子1、菅原 徹1 (1.京工繊大)
キーワード:
レーザー誘起グラフェン
レーザー誘起グラフェン(LIG)は,高分子材料にレーザーを照射することで生じるカーボン材料であり,任意の形状の高導電性立体構造を簡便なプロセスで作製できる点から,近年デバイス応用が注目されている.特に,LIG は,その多孔質構造に起因する高い比表面積によりガスセンサ材料として期待されており,各ガス種(NH3, NO2, SO2)の検出が報告されている.本研究では,ポリイミドフィルム(PI)に YVO4 レーザーを照射し,精密に形態制御されたレーザー誘起グラフェンを生成し,揮発性有機ガスのセンシング性能を評価した.