講演情報
[16p-K204-5]超音波で骨の劣化を評価できるか?
〇松川 真美1、和田 大河1、黒岩 丈琉1、児玉 周大1 (1.同志社大学理工学部)
キーワード:
骨、超音波、診断
音響インピーダンスが高く、構造が複雑な骨の超音波計測は難しい。しかし、超高齢化社会では骨粗鬆症などの骨折による「生活の質(QOL)」低下が社会的な問題となっており、被曝のない骨評価法の開発は急務である。また、近年は骨粗鬆症による「骨の形状と構造の劣化」だけでなく、糖尿病や慢性腎臓病などによる「骨材質劣化」の評価も重要視されている。本報告ではこのような背景のもと超音波骨計測研究の現状を紹介する。