講演情報

[16p-K206-1]データ転移を用いたベイズ最適化によるYBa2Cu3O7膜の効率的最適化

〇吉田 隆1、山崎 春太朗1、堀出 朋哉1、堀尾 恵一2、一野 祐亮3、松本 要1、一瀬 中4 (1.名大工、2.九工大、3.愛工大、4.電中研)

キーワード:

超伝導特性、ベイズ最適化、データ転移

コーテッドコンダクターの応用には磁場下での高い臨界電流特性が求められ、そのためにはプロセスパラメータの最適化が必要不可欠となる。一般的に人力での最適化は時間とコストがかかる。ベイズ最適化(BO)はこのような実験の最適化に有効なアルゴリズムとして近年注目されている。本研究では初期データの準備を効率化するためにデータ転移型のBOを開発した。すでに取得している同じ系のデータを効果的に使うことにより、最適化までの総実験回数を削減できることを示すことを検討した。