講演情報
[16p-K209-11]超伝導細線三端子素子のパルス電流応答シミュレーション(2)
〇(DC)安川 直輝1,2、山梨 裕希3、吉川 信行3、西尾 太一郎1、馬渡 康徳2 (1.東理大、2.産総研、3.横国大)
キーワード:
超伝導細線クライオトロン、三端子素子、時間依存ギンツブルグ-ランダウ方程式
単一磁束量子(SFQ)回路とCMOS回路を組み合わせたシステムにおけるインターフェイスとして、超伝導三端子素子が注目されている。これまでにGinzburg-Landau方程式と熱拡散方程式を用いてシミュレーションを行い、ゲートにパルス電流を入力後、チャネルからゲートへの逆流発生を確認している。この逆流はSFQ回路に悪影響を与える可能性がある。そこでジョセフソン接合の等価回路を組み込んだシミュレーションを行い、電流逆流抑制効果を確認した。