講演情報
[16p-K306-1][第57回講演奨励賞受賞記念講演] 脳型計算機の実現に向けたマルチタイムスケールイオンゲーティングリザバーの開発
〇西岡 大貴1、北野 比菜1,2、並木 航1、寺部 一弥1、土屋 敬志1,2 (1.NIMS、2.東理大)
キーワード:
物理リザバーコンピューティング、電気二重層トランジスタ
物理系の時空間ダイナミクスを情報処理に利用する物理リザバー計算は優れた効率性により新しい計算機の枠組みとして期待される一方、物理系の時定数と処理する信号の時間スケールが逸脱すると情報処理能力が低下する課題が存在した。この解決のため、本研究では複数の緩和過程がシステムに共存するイオンゲル/グラフェンベースのイオンゲーティングリザバーを開発し、幅広い動作速度領域における高い計算性能を達成した。
コメント
コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン