講演情報

[16p-K309-1]TFLN導波路用グレーティングカプラの構造最適化(Ⅲ)

〇北原 凌成1、吉田 凌一1、羽中田 祥司1、田原 直樹1、馬場 俊彦1 (1.横国大院工)

キーワード:

TFLN導波路、グレーティングカプラ、最適化

薄膜ニオブ酸リチウム (TFLN) 導波路用グレーティングカプラについては,上下対称放射やモード不整合があるため結合効率が30%台と低く,高効率化が課題であった.今回はSiO2クラッドを形成しない実験を想定し,下はSiO2,上は空気という状況を仮定した.このような非対称クラッドの場合,一般に効率は低下する.さらに,実際のエッチング側壁角度を精密に考慮に入れて,最適化を行った.