講演情報
[16p-K402-7]低コストのFMO計算からの定量的相互作用エネルギー算定の試み-#2
〇芳根 僚平1、土居 英男1、松岡 壮太1、奥脇 弘次1,2、望月 祐志1,3 (1.立教大理、2.(株)JSOL、3.東大生研)
キーワード:
機械学習、フラグメント分子軌道計算
近年、MDとFMOの連携により、揺らぎを考慮した動的・統計的な相互作用解析が行われているが、計算コストが大きいことが課題である。そこで、低コスト基底関数でのFMO計算結果から、高コスト基底関数でのFMO計算によるフラグメント間相互作用エネルギー(IFIE)を機械学習で予測し、計算コスト削減を目指すプロジェクトを進めている。今回は、6-31G*およびcc-pVDZ基底の相互作用エネルギーを3-21G基底の値から予測した結果を報告する。