講演情報
[16p-K402-8]チアゾリジン系リガンドと受容体タンパク質の相互作用解析
〇新井 大貴1、土居 英男1、奥脇 弘次1,2、平野 秀典3、山本 詠士3、泰岡 顕治3、海東 和麻4、山西 芳裕4、望月 祐志1,5 (1.立教大理、2.JSOL、3.慶應大理工、4.名大情報、5.東大生研)
キーワード:
モノアミン酸化酵素B、フラグメント分子軌道計算、相互作用解析
モノアミン酸化酵素B(MAO-B)はドーパミンの分解に関与し、その阻害はパーキンソン病(PD)治療に寄与します。本研究では、TZD薬PioglitazoneおよびRosiglitazoneのMAO-B阻害作用を探るため、MM-MDシミュレーションとFMO計算を用い、構造揺らぎを考慮した相互作用解析を実施しました。またPPAR- γ複合体との比較を通じ、異なるリガンド-タンパク質相互作用の詳細を明らかにしました。