講演情報

[16p-K404-9]双極子ドーピングによる正孔輸送層の自発的配向分極制御と電気伝導特性評価

〇(B)余野 正樹1、武田 実宙1、Alexander Hofmann2、Wolfgang Brütting2、野口 裕1 (1.明治大理工、2.アウクスブルク)

キーワード:

有機EL、自発的配向分極、双極子ドーピング

分極制御の手段の一つとして正孔輸送層(HTL)への双極子ドーピングを提案している。双極子ドーピングでは極性分子と無極性分子の混合により、自発的配向分極(SOP)の大きさを制御するが、同時に電気伝導特性や電荷注入特性も変化するため、HTL ホストと双極子ドーパントの組み合わせを最適化する必要がある。本研究では、分極特性と電気伝導特性を両立する HTLの実現に向けて、素子作製・評価した。