講演情報
[16p-K406-16]CeO2ナノ粒子膜上での銀ナノ構造制御を通したプラズモニックナノキャビティの共鳴波長制御
〇梶野 祐人1、坂井 翔太朗1、相田 裕輝子1、有馬 祐介1、横 哲2、成 基明2、笘居 高明2、阿尻 雅文2、玉田 薫1 (1.九大先導研、2.東北大)
キーワード:
局在表面プラズモン共鳴、モードカップリング、ナノ粒子自己組織化膜
金属ナノ構造と金属膜及び間の誘電体ナノ層から成るプラズモニックナノキャビティ(PNC)が近年注目されている。以前我々は、絶縁体ナノ粒子(CeO2 NP)の自己組織化膜を積層した誘電体ナノ層の作製とNP膜上への銀の真空蒸着のみによる自発銀ナノ構造形成から、新規PNC構造を提案し、NP膜積層数に依存した共鳴波長のレッドシフトを観測した。本研究では、NP膜上での銀ナノ構造の形態制御を試み、特異な共鳴波長シフトを示すPNC実現を目的とした。