講演情報
[16p-K501-19]複合現実によるマルチエナジーX線CTの内部構造の合成表現
〇加瀬 裕貴1,2、西澤 潤一3、佐藤 栄里子2、都木 克之2、堀田 拓海4、Ajith Bandara6、青木 徹1,2,3,5 (1.静岡大情、2.静岡大電子研、3.静岡大院光医工、4.東京大、5.ANSeeN、6.中央発明研究所)
キーワード:
マルチエナジーX線CT、非破壊検査、複合現実
近年、工業分野において複数の異なるエネルギー情報を利用するマルチエナジーX線CTによって物質弁別を行う研究が進められている。本研究では、撮像された物体について、複数のエネルギー帯情報を複合現実を用いて同時に合成して表示し、容易に空間的に表現することを試みた。断面にDICOMから生成したMPR像を任意方向から表示したり、CTの閾値を変更させて表示したりすることが可能となった。