講演情報
[16p-K503-4]ダイヤモンド鉛-空孔センターの共鳴励起におけるCross Polarization Rejection技術
〇(M2)白山 雄斗1、汪 鵬1、池田 翔1、阿部 椋太郎1、谷口 尚2、小野田 忍3、波多野 睦子1、岩崎 孝之1 (1.科学大、2.NIMS、3.QST)
キーワード:
ダイヤモンド、カラーセンター、量子通信
量子ネットワーク応用として、ダイヤモンド中の鉛-空孔(PbV)センターに対するスピン状態選択した共鳴励起は重要であるが、PbVセンターのゼロフォノン線と共鳴励起レーザーの反射光の波長が一致するためにこれらの分離が求められる。本研究では、レーザー反射光の偏光制御により反射光のみを減衰させるCross Polarization Rejection(CPR)技術を用いて、同ダイヤモンドサンプル上の2つのPbVセンターからZPLの光強度スペクトルを取得することに成功した。