講演情報
[16p-K506-5]バブルの時間発展観測に基づくレーザー誘起前方転写のジェット形成過程の比較
〇爲本 龍汰1、漕江 駿太1、佐藤 光太朗1、山根 啓作1、戸田 泰則1、尾松 孝茂2,3、森田 隆二1 (1.北大院工、2.千葉大融合理工、3.千葉大分子キラリティー)
キーワード:
レーザー誘起前方転写法、光渦、キャビテーションバブル
光渦レーザー誘起前方転写法は、高粘性液体の微細ドットを転写する技術として注目されている。本研究ではマルチアングルの観測により、光渦をドナー層に直接照射した場合にはバブルクラウドの膨張によりジェットが形成される一方で、ドナー層との間に吸収層を挟んだ場合には単一のバブルの収縮によりジェットが形成されることを示唆する結果が得られ、ジェットの太さや安定性に影響を与えていることが明らかになった。