講演情報
[16p-K507-4]山形大学に導入した加速器質量分析装置の現状 2024
〇武山 美麗1,2、森谷 透1,2、櫻井 敬久2、宮原 ひろ子3、大山 幹成4、斉藤 久子5、三宅 芙沙6、門叶 冬樹1,2 (1.山形大AMSセンター、2.山形大理、3.武蔵美、4.東北大植物園、5.東京医科歯科大、6.名大)
キーワード:
加速器質量分析、放射性炭素
山形大学は2010年に試料中に含まれる14C 濃度の高感度質量分析を目的にコンパクトAMSシステムおよびグラファイト作製システムを導入し、翌年に山形大学高感度加速器質量分析センターを設置した。さらに、2013年には自動グラファイト作製システムと2台目のイオン源を新たに導入し、それぞれ2台体制で運用を開始した。本講演会では、2024年度におけるYU-AMSの運用状況と、2022年度より開始したAMS焦点面用のピクセル型シリコン半導体検出器の開発状況について報告する。