講演情報
[16p-P04-5]グラファイト状窒化炭素ナノシートを用いたQCM型水素ガスセンサの開発
〇(M2)西谷 平1、石黒 康志2、金杉 和弥1、立木 隆2、平栗 健二1 (1.東京電機大、2.防衛大)
キーワード:
グラファイト状窒化炭素、水晶振動子マイクロバランス、水素ガスセンサ
我々は、グラファイト状窒化炭素(g-C3N4)のガス吸着特性を利用し、水晶振動子マイクロバランス(QCM)法による水素ガスセンサの研究に取り組んでいる。室温で水素ガス吸着量を検知できるが、感度向上と動作原理の解明が課題である。本研究では、従来用いていたバルクg-C3N4をへき開してナノシート化し、それによる水素ガスセンサの感度向上およびg-C3N4の比表面積変化がセンサ特性に及ぼす影響を考察した。