講演情報

[16p-P10-3]MgO単結晶の光電子放出特性およびその時間変化:大気中光電子収量分光法を用いた実験的観察

〇山下 大輔1、石﨑 温史1 (1.理研計器)

キーワード:

大気中光電子収量分光、MgO

大気中光電子収量分光法(Photoemission Yield Spectroscopy in Air: PYSA)は,波長を変えながら試料に紫外線を照射し,放出される光電子を計数する手法で,電子計数にオープンカウンターを用いることで,大気中で物質表面の電子状態を観察できる。今回はMgO(100)単結晶のへき開後の測定結果に見られる特異的なスペクトル形状およびその時間変化について報告する。