講演情報
[16p-P11-11]探針増強ラマン分光用Au蒸着カンチレバー探針の作製と性能評価(2)
〇李 碩磊1、小林 圭1 (1.京大工)
キーワード:
探針増強ラマン分光
走査型プローブ顕微鏡とラマン分光法を組み合わせた探針増強ラマン分光法は、高度な分析手法の一つとしてナノスケールで試料の表面形状や物理情報に加え、分子情報としてのラマンスペクトルを同時に取得できる。TERS信号強度の向上や測定の再現性の確立には、探針先端のAu薄膜の品質の最適化が必要である。今回は抵抗加熱およびスパッタによりカンチレバー探針へAuを蒸着し、その結果について報告する。