講演情報

[16p-P15-7]ポリオール法で合成したCuSbS2粉末の微細構造と光学特性における合成時間の影響

大森 隆晟1、〇白幡 泰浩2,1、三河 通男1、川久保 貴史1、荒木 秀明3 (1.香川高専、2.香川大学、3.長岡高専)

キーワード:

CuSbS2、ポリオール法

CdTeやCu(In,Ga)Se2といった化合物半導体は高い光吸収係数と太陽電池に適したバンドギャップを持つことから,太陽電池の光吸収層材料として期待されている。しかし,これらの化合物半導体には,毒性の高い元素や高価で希少な元素が使用されている。毒性が低く,安価で豊富に存在する元素を使用した化合物半導体候補材料として,我々のグループではCuSbS2に着目し,湿式法の一つであるポリオール法による合成を試みてきた。本研究ではポリオール法によるCuSbS2粉末の微細構造および光学特性における合成時間の影響について調査したので報告する。