講演情報
[17a-K201-10]高速核分裂中性子同時計数法を利用した燃料デブリ用核物質非破壊測定装置の開発
〇前田 亮1、米田 政夫1、藤 暢輔1 (1.原子力機構)
キーワード:
燃料デブリ、非破壊計測、高速核分裂中性子同時計数法
福島第一原子力発電所の廃止措置において、原子炉格納容器から取り出した物体の性状把握や、燃料デブリと放射性廃棄物への仕分けを行うことで、その取り出しから保管までの一連の作業の合理化が期待できる。我々のグループでは、これまで燃料デブリ中の核物質の非破壊測定技術「高速核分裂中性子同時計数(FFCC)法」を開発してきた。本研究では、このFFCC法を利用した燃料デブリ用非破壊測定装置の開発を行った。