[17a-K204-1~4] 有機エレクトロニクス技術の現状と将来展望

11:30 〜 12:00

[17a-K204-4] 有機材料での高電界電流の負の温度依存性

〇森 竜雄¹ (1.愛知工大)

キーワード：

負の温度依存性、パリレン、電子なだれ

通常金属の特徴とされる電導の負の温度依存性をパリレンで観察される。これは高電界電流成分が電子なだれに起因しており、金属と同様な格子散乱の影響によるものである。ただし、その温度依存性は-160℃から100℃の間で高々1桁未満である。ところがパリレンの積層膜の場合では、2桁を超える大きな負の温度依存性が観測される。