講演情報

[17a-K306-8]結合スピンのスパース化を導入したMomentum Annealingにおける基底状態探索

〇米本 亮哉1、粟屋 康輝1、趙 宇1、島田 萌絵1、白樫 淳一1 (1.東京農工大)

キーワード:

組合せ最適化問題、イジングスピンモデル、イジングマシン

組合せ最適化問題はイジングモデルの基底状態探索に帰着できる。これまで我々は、スピン間結合を意図的にスパース化することで、基底状態を探索する抽出型多数決論理について検討を行ってきた。一方、モーメンタムアニーリングは全スピンを並列更新可能とし高速な基底状態探索が可能な手法である。今回、2つの手法を組合せたSparse Momentum Annealing(SpMA)を提案し、その演算特性を検討した。