講演情報
[17a-K403-4]酵素触媒反応によるノネナール用バイオ蛍光式ガスセンサ
〇稲葉 璃人1、森 英久1、市川 健太1、飯谷 健太1、三林 浩二1 (1.科学大)
キーワード:
ガスセンサ、2-ノネナール、酵素蛍光法
ノネナールは加齢臭成分と報告されており、皮膚ガス中のノネナール濃度を計測することは加齢度合いの簡便な評価や公衆衛生の維持に役立つものと考えられる。本研究では、アルデヒド脱水素酵素を認識素子とするバイオ蛍光式ガスセンサを構築し、ノネナールガスに対する特性を評価した。開発したセンサは標準ノネナールガスに対して、濃度に応じた出力応答を示し、皮膚ガス濃度を含む定量範囲で測定可能であった。