講演情報

[17a-K502-2]生体応用に向けた不純物制御蛍光ナノダイヤモンドの開発

〇(P)押味 佳裕1、石綿 整2、中島 大夢1、Sara Mandić1、小林 陽奈1、寺本 三記3、辻 拡和3、西林 良樹3、鹿野 豊4,5、安 東秀6、藤原 正澄1 (1.岡山大院環生自、2.量研機構、3.住友電工、4.筑波大シス情、5.チャップマン大、6.北陸先端大)

キーワード:

ナノダイヤモンド、NVセンター、光検出磁気共鳴

本研究では高圧高温法を用いて窒素含有率を抑えつつ12Cを濃縮したダイヤモンド([N] = 30–60 ppm, [12C] = 99.99%)を砕くことで,不純物制御した高品質蛍光NDを作製した。本講演ではスピン緩和時間(T1, T2)に関する従来の蛍光NDとの比較,生体内スピン検出について説明した後,CPMG法およびThermal echo法を利用した測定結果についても説明する。