講演情報
[17a-K507-5]改良型マルチビームX線光学系を用いた4DX線トモグラフィ
〇住石 海希1、フォグリ ヴォルフガング2、梁 暁宇3、梶原 堅太郎4、漆原 良昌4、工藤 博幸5、矢代 航1,3,6,7 (1.東北大院ファイン、2.学芸大自然科学系、3.東北大多元研、4.JASRI、5.筑波大システム情報系、6.東北大SRIS、7.東大院工物工)
キーワード:
X線、イメージング、トモグラフィ
マルチビームX線イメージングシステムはSi結晶によるBragg反射で放射光白色X線を複数のビームへと分岐,試料に一度に照射することで試料回転なしで高時間分解能のX線トモグラフィを行うことのできるシステムである.本研究ではこれまでの課題点であったビームドリフトの発生を光学系の改良によって改善し,昆虫のような複雑な内部構造をもつ試料の再構成を実現した.