講演情報

[17p-K209-9]自動潅水に向けた土壌水分センサの開発

〇柴川 晋一郎1、岩田 史郎1、今若 直人1、三代 恭広1、金山 真宏1、上野 敏之1、椋 重芳2、朝木 隆行2、藤江 亮太3、内田 博隆3 (1.島根県産業技術センター、2.島根県農業技術センター、3.株式会社ニッポー)

キーワード:

土壌水分センサ、スクリーン印刷法、多孔質

近年、農業分野では労働力不足などの課題がある。その解決策の一つに潅水作業の自動化が挙げられる。自動化のためには植物にとって有効な水分量を把握する必要があるが、既存の土壌水分センサには土性の影響を受けるなどの課題がある。本研究では、多孔質基板上にスクリーン印刷法で電極対と電極対を覆う絶縁膜が形成された構造のセンサを開発し、フィールドなどで試験を行った。その結果、従来の課題を克服しつつ良い応答を得た。