講演情報
[17p-K307-7]Cu-EDTA錯体を銅源に用いるCu/Polyaniline電極の作製とグルコース陽極酸化に対する電極触媒特性評価
〇(M1)黄 潤沢1、栗岡 智行1、Chang Tso-Fu Mark1、曽根 正人1 (1.東京科学大学)
キーワード：
電気化学グルコースセンサ、ポリアニリン、Cu-EDTA 錯体
非酵素型電気化学グルコースセンサの性能向上を目指し、Cu-EDTA 錯体を利用した銅ナノ粒子 (CuNP) とポリアニリン (PANI) の複合電極材料を開発した。本研究では、PANI の電気化学ドーピングによる CuNP の均一分散制御を検討した。電解重合により作製した PANI 被覆白金板に Cu-EDTA 錯体を電析し、CuNP/PANI 電極を作製した。サイクリックボルタメトリー測定により、CuNP/PANI がグルコースの電解酸化に対して高い電極触媒能を示すことを確認した。詳細な特性解析は発表で報告する予定である。